「な、なによ!せっかく忠告してやったのに!!」
あたしの放つ空気が変わったからか、あいつの顔に焦りが出てきていた。
「大きなお世話、ありがた迷惑もいいとこだよ。じゃー迷惑ついでにこっちからも忠告してあげる。のあのこと裏表激しいとか、本性とか散々言ってたけど?あんたも彼氏にその裏の顔、ばれないようにしないとフラれちゃうよー?せいぜいばれないように頑張ってねー?」
あたしは嫌味ったらしく笑いながらそう言った。
「ふっ………ざけてんじゃねぇーよ!」
もちろん高橋まやの反応も期待を裏切らないわけで……
まだ優しいほうのあたしでこんなんになってんだから瑠羽がでたらやっぱりヤバかったね。
いきなりとがった鋭い凶器で急所を一撃した後、さらに追い討ちをかけるようにいたぶる……なんてマネあたしはしないもーん。
もーいや、こんなやつでも瑠羽とはかわいそうだと思ったけどもう情けも何もない。
むしろどうぞご勝手にって感じだ。
だから、再びアイコンタクトで瑠羽に許可を出す。



