君と奏でるメロディー


杏がいろいろ思ってるなんて知りもしないあたしと瑠羽は華麗にハイタッチをかわす。


「「いぇーい♪」」


「あー、莉子が来たからプラマイ0だねー、人数ぴったりー」


「ぴったりぃー」


「「うぇーい♪」」


「…なっ……!」


あたしたちが再びハイタッチをすると高橋まやとその一味は怒っているのかワナワナしている。

しかしなんとかおさえこんだみたいだった。

おさえなくてよかったのに~。
暴走してくれたほうが負かしてやるときに現実みるじゃん?


「ね、ねぇ?あんたらも、もう戻れないだけなんでしょ?私達わかってるから」


「「はぁ?」」


「そ、そうそう!だってそいついつもうつむいてるし、周りに流されるしか出来ないし、一緒にいる価値ないもんね」