君と奏でるメロディー


そうこうしている間にも、もちろん瑠羽はもちろん止まってくれないわけで……

ていうか止めようと思っても、もう手遅れなわけで……

………そうだ!止められる人がいるならば………呼びに行かなきゃ……!


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「……で、あたしのとこに来たんだ」


杏に一通りの説明を受けながら、例の渡り廊下に向かっている。もうその角を曲がればすぐだ。


「そう!もう莉子しかいないんだよ!だから、ね?助け…」


「ほんとだよ!瑠羽一人だけ抜け駆けなんてずるい!」


「……え?」


「あぁあれだねー、やってるやってる~」


「あぁうん、そう。あ…」


「あんたには関係ないでしょ?!いい加減どっかいけよ!」


「おぉ~やっと本性でてきたか~。関係ない?まぁそれはそうだけど、それおたくが言える台詞?そっちだって関係ないやつ二人いんじゃん。あたし一人、ね?」