君と奏でるメロディー





「…………何あれ、言いがかりじゃん。ねぇー?瑠羽も……(ブチッ)………へっ?!」


何がおきたのか正直よくわからない。

ただわかるのは……私の横にいる物体が、鬼に変化をなし、どす黒い殺気を振りまきながら悪魔の微笑みを張り付けていること……。
そして、その正体は瑠羽で、現段階で言える事………。
それは、瑠羽の何かが切れたということだけだ……


その物体がスクッと立ち上がったと思えば……


「ちょっくらいってくる」


「………え?いく?」


「うん、パパッと行ってくるわ」


「ちょっえっ?行く?行くの?!」


ダダダダダッ


「るわぁぁぁあああ!!!」


私のとっさに伸ばした手もただ空気を掴むだけ。

もちろん私の叫びも、もう瑠羽には届いちゃあーいない。