瑠羽がそういうと同時にみんなで肩を組む。


「あたしたちまたここから始まろ!」


一人ずつ言葉を紡いでいく。
最初は我らがリーダー、ベース担当の瑠羽。


「みんな大好き!これからも支えあっていこーね!」


あたしたちの曲の先導者、キーボード担当ののあ。


「後ろは私に任せな!頼りにしてるよ!」


大事なリズムの軸で後ろから見守ってくれる、ドラム担当の杏珠。


「力かしあって、いいチームにしていくよ!!」


みんなに背中を預けてメロディーに歌をのせる、ギター&ボーカル担当のあたし。


「よし!じゃー、Jewel………」


「「「「結成~!!!」」」」


一斉に手を振り上げる。
この日この瞬間、確かにあたしたちがJewelとして誕生したんだ。
そう、繋がった瞬間だったんだ。