君と奏でるメロディー


しばらく動かずに立ち尽くす。


「Jewel……」


今ふと脳内に浮かんだ言葉。


「じゅえる?莉子?なーに?それ」


杏珠がはてなマークを浮かべ聞いてきた。


「だから!そうだよ!Jewel!あたしたちの名前!」


「名前って……うちらのバンド名のこと?でも莉子、なんでいきなり……」


続いてのあ。


「……Jewel……なるほどね。いいかもしれない!」


そして何か無言で考えるようにしてた瑠羽がいきなり声をあげた。


「ねぇ、みんなは卒祭が終わってもバンド続ける?」


「え?あたしはそのつもりだったけど……?」


「私もー」


「うちも」