「よし、チャイム鳴ったな」 「……あれ、今サラッと流した?」 すかさずそう言う。 すると村っちは、 「今から先生は真鍋と話がある。だから松井は先に帰ってろ」 と言った。 「え?やっぱりあたしのことは無視なの?」 「え?あたし?先生と話すことなんかあったっけ?」 と、それに続くようにあたしと瑠羽も言葉を放つ。