いつの日にか



そうしてたどり着いたテーマパーク。

テーマパークなんて来たのは初めてだった。

鳴り止まない音楽に、笑い声、とても楽しい雰囲気だった。

私の気分は上がり、駆け出した。

拓人と手が離れそうになったとき、
ぎゅっと握られて振り返った。

「走ったら危ないよ」

私はまた恥ずかしくなり、大人しく拓人の元へ戻った。

「人多いから、離れないで」

拓人はぎゅっと私の手を握る。

「うん」

私も拓人の手を握り返した。