「おいお前、早まるなよ」 顔をほのかに赤くしながら虚ろな目をしている桐谷に少し恐怖を覚えた。 「とりあえず落ち着け。今土方さんに死なれたら困るんだからよ」 そう言った左之が羽交い締めにして抑え込んだ。 抵抗しないことに驚いていると大人しく眠っていた。 「大丈夫か?土方さんも運ねぇな」 そう言って笑いながら手を差し出す平助の手にありがたく?まった。 そして微笑しながら一言、 「うるせぇよ」 と呟いた。