自称異物少女と誠の武士






「分かりました。やりますよ、やればいいんでしょ」



「なんだ、その言い方」



うるせぇよ!



やるつってんだからいいだろうが!



これ以上言うと、私の性格がねじ曲がるからやめてくれ。



「なんでもいいですから、やりますよ。私には帰る場所ないですから言われたことやらなくて追い出されたら困るんで」



この人は何気に優しいし、ここでなら絶望が希望に変わるかもしれない。



だからオヤジのためじゃなくて自分ためしばらくここにいようかな。



「さっきから気になっていたんだが、その私って言うのやめろ。男のくせに気持ち悪い」



はぁ?



こいつは何を言っているんだ。



そう思いながら面倒なので誤解は解かなかった。