世界を救う。
そんなこと、私にできっこない。
リィの言う通り、私が逃げ出しても誰も責めないだろう。アイツ...ユーリだって、散々やめさせようとしていた。
ならば、なんで私はこんなにも焦るのだろう。
「マーガレット様がいないこと、これ即ち今回のミッションの失敗を意味する。全ては、お嬢様の御心次第」
占い師の言葉が心を掠める。
私は、皆のことを裏切りたくない。
死なせたくはない。
まだ、気持ちは決まらないけど、
私は皆と旅にでよう。
せめて、
私が必要じゃなくなるまで。
少しだけ、限界を先伸ばしにしよう。

