「んじゃ、どんなのがいい?」

「えっ!自分で決めれるの!」

「まぁ、今回は僕の責任だしね。サービスサービス~(^^)dニヤッ」

「マジで!やった!んじゃぁ…」


選べるなんてめっちゃうれしんだけど!やっぱり選ぶなら最強のがいいやね!


「んじゃあ、魔法全部使えて、なんでもできるのがいい!」

「欲張りだな!」

「えっ!なんでもいいっていったじゃん!」

「まぁいいけど…」

「いいんかい!」



ヤバい!いつの間にか、神様とコントみたいなことやってるよ!コンビ結成したら、神様がボケかなぁ…ってこんなこと考えてる場合じゃない!
俺がずっと考えてる間に神様は準備が整ったらしい。



「もうなにも要求することないんだな。ニヤッ」

「おぅ!」

「ほんとに後悔するなよ!ニヤッ」

「大丈夫だ!あとは第二の人生を存分に楽しむことだけだ!」

「…わかった。では、お前を今から異世界に転生する、目をつぶれ。ニヤッ」



神様の言う通り、俺は目をつぶった。そういえば、神様なんで、楽しそうに笑ってるんだろう?


「達者でな、少年、雛野隣よ。ニヤッ」


そしておれは、真っ白な光に包み込まれた。突然、眠気に襲われ、少しだけ残った意識の中、こころのなかで呟いた。



(神様、俺を殺したことは許せないけど、オレに第二の人生をくれてありがとう。………



さぁ!第二の人生の始まりだ!)

そうして俺は、意識をてばなした。