「グルルルゥゥゥゥ……」

「......。」




どうしよう...。この子を殺したくはないんだよ...。

でもこの子は私を殺す気満々なの...。

殺意が嫌って程伝わってくるんだよね~...。


「...こうなったら、やってみるしかない。でもできるかなぁ...。」


一回もやったことのないのですが、あの魔法であれを作れるかどうかはわからない。でも死ぬよりはましかもしれない。でも、もし失敗したら?この子は襲ってくるね確実に、わたしを。もし成功しても、この子の気が収まるかもわからない。失敗しても成功しても、助かる保証は少ない。かといって殺すには惜しい。むしろ殺したくない。あぁ~...、私はどうすればぁ...。



この間、シルバーウルフちゃんは、待っててくれました!!


なんでだろう?まさか、私がやろうとしてることがわかるのかも!?




「えーーーい!!一か八か!やるしかねーんだよ!!」



シルバーウルフちゃんを待たせるわけにもいかない!!だっていつ襲ってくるかもわかんないんだもん!!


「よしやっってやる!!」


私は魔法を使った!


もちろん魔方陣なんか出さないよ!めんどいし、時間かかるし。
まず私はチートな野郎だし!!