「ごめん…立てる?」 ぶつかった女子に手を差しのべる。 「あ…どうも…」 その子は遠慮がちに俺の手を掴んだ。 何故か一瞬、胸がどくん、となった。 「遠山さん、大丈夫…って、大浦?」 そこにいたのは、俺のバスケ仲間で親友の葉山だった。 「おー葉山」 なるほど、この子は葉山の彼女って訳だ。