匿名希望さん、こんにちは。



「ん?どうかした?」


固まった私を不思議そうに見つめる葉山君。


「な、なんでもない!!

カッパンダが好きな男の子なんて、珍しいなあって思っただけ!!」


まさか!匿名希望さんが葉山君なんて、そんな偶然あるわけない!!


「そう?でも嬉しいな。遠山さんと共通点があるなんて。」



「えっ…そんな、いいことなんてないと思うけど…」


カアッと顔が赤くなる私。