そして、おりひめさんにカッパンダショップで会う放課後。
約束の5時から、もう15分過ぎている。
不安になっていると、
俺の大好きな人の声がした。
「匿名希望さーーーーーーん!!!」
「…おりひめ、さん…?」
まさか。
「え…?遠山さんが、おりひめさん…?
嘘だろ…?」
本当に遠山さんがおりひめさんだなんて、そんな偶然………
「そうだよ!」
「ま、マジか…」
驚きと嬉しさで言葉がすんなり出てくる。
「…俺、ずっと悩んでた。」
「え?なんで?」
「俺、おりひめさんのこと好きになっちゃって…、
でも、遠山さんのことも好きになっちゃって…
しかも葉山と好きな人被るし…
遠山さんに告ろうとしたらダッシュされるし…
遠山さんは誰かに告るとか言ってたし…
めっゃ悩んで…………って、え?」
「…なんで泣いてるの?」
「…え…」


