氷の歌姫



「起きろシェル。


服がシワになるぞ。」




「ううう」


ふらふらと、手を伸ばす。


何故だか、小狼はこういった事に厳しい。



王子様として育ったはずなんだけどな。



「前に言ったろ。


俺はこの髪と目の色で、遠巻きにされ てたって。


だから身の回りの事は何でも出来る」





「・・・・人の考え読むの禁止。」





「読んでない。



お前がわかりやすいんだよ。」