「広松先生と絵里、前からラブラブ
だったから絶対上手くいってるよ」


先生が上機嫌で言った。


「うん!!」


その瞬間、階段で躓いた。


「痛っ・・・」


「大丈夫か!?暗いもんな。
危ないから・・・」


手を差し伸べて繫いでくれた。
先生の表情は分からない。


私の照れてる表情も分かんないよね。
でも先生のさりげないことが
私を有頂天にさせてる。


「ありがとう・・・」


こんな毎日が続けばいいのに・・・
ずっとずっと願っていた。