振り返った4人に、 「私、行かない。倉庫…入らない。」 と言う。 3人は驚いたような顔をし、椿は眉間に皺を寄せる。 「人の家に許可なく入れない。何か話があるならここで聞く。」 バイクから降りようとしない銀髪を視界の端に入れながら私は言った。