私の手を引き、4台の単車があるところへ向かう。



「圭、乗せてやれ。」



私をメガネの前に押し出す。



一瞬メガネは驚いたような顔をしたが



はいはい、わかりましたよ。



と、すぐにバイクに跨り、



「澪さん、乗ってください。」



私を見た。