柊と私の準備が終わり
居間に向かった

「柊ってほんと朝弱いねー」

「………」

ダメだ……
柊は私の質問を聞いていなかった

ボッーとしていて若干ふらふらしてるよ……

「あ、柊さん!明日香さん!おはようございます」

廊下を歩いていると新人の組員さんが挨拶をしてきた

「おはよ!真」

「あぁ、おはよう」

新人組員
大野 真(おおの しん)が見えると柊がいつもの調子に戻った

柊は私以外には朝が弱いことを隠しているんだ

初めは柊のスイッチの切り替わりにビックリしだけど今は、慣れた…
反対に
私だけにそんな柊をみせてくれることが密かに嬉しい……

そんなことを考えながら一人ニヤニヤしている姿を見られないようにうつ向きながら私は笑っていた


「あら、おはよう明日香!」

「おはよう」

今に着くともうお父さんとお母さんがすでにいた

「おはよ!お父さん、お母さん」

「おはようございます」

二人に私と柊は挨拶をし、
お母さんと台所に行って
朝ごはんの準備を手伝った