「う…ん朝?
うわっ、柊近っ」

私が目を覚ますとどアップの柊の顔があってビックリした

「柊~朝だよ」

トントンと軽く叩きながら柊に向かって言う


「……あぁ起きてる…」

「いや、起きてないでしょ…
目開いてないよ」

柊はすぐにそんなことを言ったが目が全然開いてなくて私の体に腕を回しまた寝ようとしていた


「寝たらダメだよ柊~」

と言うことも聞かずにまた、柊は寝てしまった

柊は朝が弱く大体私が起こしてもすぐに私に抱きつき二度寝をする

はぁー
しょうがない…もうちょいしてからたまた、起こそう

~10分後~

「柊~」

「……ん
わかった」

次はすぐに起きてくれるけど動きがとてつもなく遅い…!

こんなに柊が朝に弱いことを知ったのは私がこの家に来てから一週間ぐらいだった頃だった

最初は私より早く起きて準備をしてから私を起こしてくれていたのに
急に起きるのが遅くなってこんな状態になったのだ

前に一度聞いたことがある

「なんで急に起きるの遅くなったの」
って

そしたら柊が

「前は気を付けていたからな…
でも、もう限界…
明日香、起こして」

と真剣にいってきた

「んーわかった」

そう答えると頼むと言われた