「私が!私がとれだけ苦しんできたのか!
お前にはわかるかっ!?
私が犯人じゃない!そう訴えかけても誰と信じてくれないあの絶望を!!
お前が証言台に立ち、最後に見せたあの笑みを!!
私がどうゆう気持ちで見たか
家族にも見捨てられ、私がどれだけお前を憎んだのかっ」
私からしたら
麻央のどうでもいい理由で私はどれだけ苦しんだのか!
「そう!
私はあんたのその顔が見たかったの!」
あはははっ
と声を出しながら笑う麻央に
また、私は言う
「杏だってそうだ!
杏はお前に与えられた苦痛を感じながら………絶望しながら死んでいったはずだ!」
「えぇそうよ!
それの何が悪いのっ!?
私は自分のしたいようにした!
私が良ければそれでいいの!!」
あぁ、もうあいつは狂ってる
救いようのないクズな人間だったのだ
私はそう感じることしかできなかった………
「麻央……私はあんたを許さない!!」
「誰が許してって言ったの?
私は明日かに許してもおうと思ってないわ!
それに
私は永崎組若頭の恋人なのよ!
あいつもバカよね~
私が媚を売ると簡単に私のことを信じたし!!
でも、地位の高い男はいいわ
誰も私に逆らわないし、チヤホヤしてくれる!
それに比べて明日香はなに?
尾崎組の組員の愛人かそれ以下の存在なんでしょ??」
やっぱり、
麻央は永崎組に媚を売ってたのか………
騙される男もバカだけどそんなことを大声で言う麻央もバカよね
私が組員の愛人?
それ以下ですって?
笑わせる!
あんたと一緒にしてほしくない
「もういいわ
麻央…あんたとこれ以上話しても
時間の無駄ね」
「あんたが勝手にここに来たんじゃないっ!
何よ!時間の無駄って」
私の言葉にいちいち逆上する麻央に冷めた視線を送る
「だって、そうでしょ?
麻央の勝手な理由で私はたくさんのものを失った…
それなら麻央、あなたもそれ相応のものを失っても私に文句は言えないわよね?」
言い終わると私は麻央に殺気を向ける
「………っっ」
麻央はその殺気に怯え言葉に詰まっていた
「だから、私も麻央にされたことと対等のものをあなたにするわ
でも、私を恨むことはできないはずよね…」
「……っっ!何をしようって言うのよ!」
精一杯の強がりで言う麻央……



