「よしっ
柊、車だしてくれる?」

「ん?あぁ別にいいが…
どこに行くんだ?」

柊が聞く

私はもう決まっていた

「もちろん、最後の復讐をしに…

私は
もう復讐だけに囚われたくないの………
一刻も早く私は解放されたい

そして柊と幸せになりたいの」

そう………それは今の私の切実な願い
あれだけ復讐に執着していたのに今
は早く解放されたいと願った

でも、復讐をやめることはできない…
これは私のわがままかな?

「明日香の気持ちはわかった

それなら俺は全力で
明日香をサポートしよう………」

頷きながら柊が言ってくれる

「ありがとう」

感謝の気持ちを込め言う

「あぁ
それと………これを持っておけ
役に立つかもしれんしな」

柊が引き出しから出したもの………
それは拳銃だった

それもそうかも………
今から行くのは
私たちと同じ極道の屋敷だから

「………わかった」

持っていくか正直悩んだ

少しの間の後
差し出された拳銃に手を伸ばす

カチャカチャ
と拳銃に異常がないか……
弾がちゃんと入っているかの確認を
柊と無言でする