「柊…
どうしたの?そんな難しそうな顔して」
明日香はすぐに目を覚まし
俺の顔を見てそう言う
「いや、少し考え事をしててな」
今は言い出しにくい
俺ははぐらかそうとした
「言ってみて
なんか私に関係ありそう」
だが、そんなことはできなかった
明日香はそういうところは鋭いからな……
すぐに見破られてしまった
「わかった…
明日香の最後の復讐相手について
ハッキングをして調べたんだ」
「っっ!!
そう……なにか情報は出てきたの?」
明日香は一瞬驚く
でも、すぐに冷静になり聞いてくる
「あぁ、大体は調べれた
始めに“死亡”と出てきた」
「そんなことあり得ない!
絶対に裏があるよ!」
明日香はすぐに否定の言葉を口にした