俺は喜ぶべきなのか………?

奴が死んでくれれば明日香は復讐をせずにいられる…
苦しまなくてすむんだ

だけど、明日香は………


勿論、俺からすれば復讐を止めようと考えていた………
どうやめさせようか悩んでいたからこの結果は俺にとって絶好のチャンスだ


「明日香はこの真実をどう受けとるか…

このままなにも知らずにいてほしいが明日香は近いうちに復讐を行うだろうな

遅かれ早かれこの事を知るはずだ………」

俺が呟やくと背後から声が聞こえた

「どうした柊
独り言か?」

バッと後ろを振り返るとそこには組長がたっていた

「いや、少し気になったことがありまして…
組長ことどうかされたんですか?ここには明日香はいませんよ?」

明日香を探していたのだろうと思い組長に言うと

「いや、明日香を探していたんじゃないんだ
お前と話をしようと思ってな」

「俺と………ですか?」

俺、なにかしたか?

「あぁ、今後の明日香についてなんだが………

明日香は残り一人の復讐に
取りかかると思うんだが柊はどう思っているのか聞きたいと思ってな」

組長も同じことを考えていたのか

「その事なんですけど
俺も少し気になり
残りの復讐相手について調べてたんです」

「そうなのか
なにかわかったのか?」

「はい
………………」

俺は今調べてわかったことをすべて組長に報告した