久し振りに柊の顔を至近距離で見ると

「うわっ
肌、ツルツルだ~」

そう声に出していってしまって
柊、起きたかな?
と思ったけど起きる気配がなくて安心した


柊の肌は決めが細かくて女の私から見ても羨ましいぐらいにツルツルしている
それに
顔のパーツすべてが完璧過ぎる

目をつぶっていても柊のかっこよさはよくわかった

いつもは綺麗にセットしてある髪はぐじゃぐじゃになっていて
柊が幼く見えて可愛く見えた

「柊、好きだよ………」

と言って寝ている柊に自分からはやらないキスをした

「ふふっ
寝ている柊にならできるんだけどね…キス」

私からこんなに大胆になったことがなかったから
そんな自分に少し可笑しくなった

すると

「いつもやってくれると嬉しいんだがな」

まさかの柊が起きていた!

「しゅ、柊?
起きてたの!?
いつから??」

と言う

「俺の肌が綺麗だって言ったところかな」

そう答えた

「って最初からじゃん!
何で寝たふりしたの~?」

自分が言ったこと、キスをしたところを知られたことに顔を真っ赤にしながら私が話す

「いや、何となくやってみたが
まさか明日香からキスされるとは…もう一度やって?」

な、なんか柊が甘い!!
いや、いつも優しくて甘かったけど
今日はもっと甘い!

なにそのにやにやしてる口!
絶対、私の反応を楽しんでる!!