書斎を離れ、俺の部屋に明日香と行くと明日香は組長達にプロポーズを認められたことが嬉しいと言った

俺も同じ気持ちだ

俺は今まで我慢していたが
明日香を抱きたいと素直に思った

明日香は拒否してくるだろうか?
と少し不安になったが明日香の腕を引き
俺はキスをした

驚いていた明日香だったが無言で俺に応えてくれた

それからはキスをずっとして、明日香を抱いた………

キス同様俺はその行為をすることは初めてじゃなかったが、別にあの時は愛があってやった訳じゃなかった

ただの暇潰しにやっただけだ………

だけど、明日香は違う


俺のすべて投げ捨ててもいいと思うほどに明日香を愛しているんだ

明日香の体を労りながらゆっくりと進めていく………

涙をにじませながら明日香は必死に俺にこたえようとする姿が愛らしく感じる

そのとき俺はやっと明日香のすべてを手に入れたようだった

心のどこかで俺は不安だった
明日香が何処かへ行ってしまうのではないかと………

俺の目の前から忽然と姿を消すのではないかと…
だが、今の明日香を見ると俺を愛してくれていることが身をもって感じられた………

ふっ…
俺はこんなにも独占欲が強かったのか………

自分の気持ちに驚きながらもこんなに愛する人間が俺にはいるのだと再確認できたことが嬉しく何度も明日香にキスをした

愛してる…明日香

隣で眠っている愛する存在にもう一度軽いキスをし抱き締めながら俺も眠った


柊side【完】