「明日香様
本家に着きましたよ」
「ん」
どうしよう
涙はもう止まったけど絶対泣いたことがバレる
目も赤いし…………
「ほら、明日香行くぞ」
柊に促されるまま車から降りて玄関の扉を開けるとギュッと誰かに抱き締められた
「…………!???
お母さん!?どうしたの」
そう、私はお母さんに抱き締められていた
「おかえり明日香」
「うんただいま」
ジワッ
とまた、止まったはずの涙が両目から溢れだした
お母さんの後ろを見るとお父さんがいて
「おかえり」
といってくれた
「ただいま、う…うぇ、ん」
泣きながら後ろを見ると柊が…目の前にはお父さんとお母さん、組員の人達がいて
みんなの暖かさに包まれ
私はやっと
復讐が終わったことが認識できた気がした
「ん、ふぇ…………ッッ……」
また、泣き出した私は
「あらあら、もう泣かないの…
ほらっご飯にするわよ」
着物の裾で私の涙を拭いてくれながら言ってくれた
「う、ん」



