「姉ちゃんはなんで極道になったんだ?」
やっと放心状態から戻った浩基が私に問いかけてきた
「さっきも言ったけど
助けてもらったのよ…
今の組の人に………」
静かに答えた
そして、今までの経緯を話すと浩基は信じられないといった顔で私を見つめる
「俺は両親からずっと姉ちゃんが犯人だと教えられた
家族を壊したのも姉ちゃんだと……」
苦しそうにそう浩基は言った
ま、そう言われたって仕方ないよね
あの人たちは私が犯人だと信じたから……
「浩基が気にやむことはないよ
親を信じることは悪いことじゃないしね
でも、
私はやってない……それだけは信じて……」
少し泣きそうになりながら浩基に訴えかける
すると
「そんなの当たり前だよ!
姉ちゃんがそんな苦しそうにしてるんだ
俺は
父さんと母さんより姉ちゃんわ信じる!」
そう言いきってくれた
………あぁっ!!
やっと…………やっと組の人以外に信じてもらえたっ!!



