「到着いたしました」
「ここか…」
窓から覗いてみるとほどほどに大きい倉庫が目の前にあった
「姉ちゃん…
引き返すんなら今のうちだぞ…」
重々しい雰囲気の浩基が私に話しかけてきた
浩基は浩基なりに私を心配してのことだと思うけどそんな心配は無用ね
「大丈夫よ浩基」
一言だけ浩基に言ったが
まだ、納得してない様子だったけど私は車を降りた
柊と浩基も降りてその後に珍しく栄さんも車から降りた
「珍しいですね栄さん
いつも車から降りないのに」
と言うと
「たまには体を動かさないと鈍ってしまいますからね
久しぶりにお手伝いいたしますよ」
爽やかな笑顔でそう言った
「栄さんでも、体が鈍ってしまうんですか?
栄さんも手伝ってくれるとすぐに終わりそうです」
本当にそう思う
だって
栄さんはいつも運転手をしてくれるけど喧嘩の腕は組の中でもトップクラスなのだ
私も最初はこんな爽やかさんがほんとに喧嘩なんでできるのかな?
って思って1度相手をしてもらったけどギリギリ勝てた感じだった



