「柊、了解は得た

今から行こうと思う」

私は組口調の声で柊に話しかけた

柊もそれが分かったらしく

「わかりました
では、栄さんに話を通してきます

少々お待ちを」

敬語で話をした

「あぁ、よろしく頼む
わがままばかり言って悪いな」

謝ると

「いえ、わがままを言ってもらえるだけ嬉しいですよ?

じゃあ、少し待っててくださいね」

柊は
私が少し笑いうなずくのを見ると玄関の方に向かって行った