「分かったわ………

なら、私が貴方を助けてあげる…」

私が言うと浩基が驚いた顔をした

無理もないか

だって浩基からしてみれば私はただの殺人犯で何の力もない奴だと思っているはずだから


「姉ちゃんに何が出来るんだよ」

「それは後から言うわ…
それより先に私は柊にその事を伝えてくるから浩基はここで待ってて」

私はそれだけ言うと柊のいる下の階に降りた