翌日、翌々日、翌々々…
仕事を終え帰宅すれば毎日必ず真也宛のメールが入っていた。
メールを開くたび複写してるのか問いたくなる同じ文章『今日暇?』が画面に表示される。
男がいないあたしが暇なのは言うまでもないのに、毎日聞いてくる真也。
とくになんもない毎日。
つまんないのが耐えられないしんどさ。
そんな状態にうまい具合に真也は誘いの態勢に入ってて、あたしの返事待ち。
しかし、ハッキリ言って頭を抱え返事に困っていた。
なんせ相手は見事的外れな「真也」
努力してもコイツと仲良くなれる訳がないし、時間のムダになってしまうのは間違いない。
なのに『会えないかな?』『時間ない?』を連呼してきやがる。
うざい。うざい。ウザイ!
――あああっ!毎日毎日面倒くせっ!悩んでもしゃあねぇ。ちゃっちゃと話してちゃっちゃと帰る。で、文句ぶちまけてやんよ!
怒りをあらわに真也へ『いいよ。別に暇だし』とメールの返信をしたら待っていたらしく即『準備終わったらそっち向かう。着いたらメールする』と返信メールがきた。
何がしたいんだかさっぱりわかんねぇ男。
とりあえずあたしも遊びに行く支度をし、だらしない服装にノーメークでやる気の無さを外見で示してやるつもりだった。
ブス極めて行けば嫌われる。
そんなんでいい…
約40分たった頃。
到着を知らせるメールが鳴った。
家の近くの駐車場に車が停めてあり、真也の姿を窓ガラス越しに確認して助手席に乗り、真也の運転でそこらをドライブした。
「歩ちゃんさ、京介(きょうすけ)さん知ってる?」
「京介?二個上の奴かタメなら知ってっけど」
「タメの方!」
「奴が何かしたん?高校ん時“こぇえ女”だの“イカツイ女”だのほざいてきてさ。でも仲良かったよ」
「マジで!?あの人はんぱなく喧嘩つぇえじゃん!危ねぇ人だしさ」
「そう?あたしには何もしてこねぇし害ないから」
共通の知り合いがいたのが嬉しかったのかガキなのか、はたまた京介に憧れてるのか。
真也は前回とは別人で軽快に浮かれて話かけてくる。
仕事を終え帰宅すれば毎日必ず真也宛のメールが入っていた。
メールを開くたび複写してるのか問いたくなる同じ文章『今日暇?』が画面に表示される。
男がいないあたしが暇なのは言うまでもないのに、毎日聞いてくる真也。
とくになんもない毎日。
つまんないのが耐えられないしんどさ。
そんな状態にうまい具合に真也は誘いの態勢に入ってて、あたしの返事待ち。
しかし、ハッキリ言って頭を抱え返事に困っていた。
なんせ相手は見事的外れな「真也」
努力してもコイツと仲良くなれる訳がないし、時間のムダになってしまうのは間違いない。
なのに『会えないかな?』『時間ない?』を連呼してきやがる。
うざい。うざい。ウザイ!
――あああっ!毎日毎日面倒くせっ!悩んでもしゃあねぇ。ちゃっちゃと話してちゃっちゃと帰る。で、文句ぶちまけてやんよ!
怒りをあらわに真也へ『いいよ。別に暇だし』とメールの返信をしたら待っていたらしく即『準備終わったらそっち向かう。着いたらメールする』と返信メールがきた。
何がしたいんだかさっぱりわかんねぇ男。
とりあえずあたしも遊びに行く支度をし、だらしない服装にノーメークでやる気の無さを外見で示してやるつもりだった。
ブス極めて行けば嫌われる。
そんなんでいい…
約40分たった頃。
到着を知らせるメールが鳴った。
家の近くの駐車場に車が停めてあり、真也の姿を窓ガラス越しに確認して助手席に乗り、真也の運転でそこらをドライブした。
「歩ちゃんさ、京介(きょうすけ)さん知ってる?」
「京介?二個上の奴かタメなら知ってっけど」
「タメの方!」
「奴が何かしたん?高校ん時“こぇえ女”だの“イカツイ女”だのほざいてきてさ。でも仲良かったよ」
「マジで!?あの人はんぱなく喧嘩つぇえじゃん!危ねぇ人だしさ」
「そう?あたしには何もしてこねぇし害ないから」
共通の知り合いがいたのが嬉しかったのかガキなのか、はたまた京介に憧れてるのか。
真也は前回とは別人で軽快に浮かれて話かけてくる。



