もし天と地がひっくり返ったとしても、やはり真也の顔はまったく好みじゃなく雰囲気も苦手だ。
まず第一印象悪すぎるし、会話すら成立しない。
挙げ句の果て、あたしの恥ずかしい姿を見てバカにした態度で笑った男。
全てが最悪だ…
仕事が終わりメールチェックをしたら、真也のメールが入っていた。
『これからすぐ向かうけど大丈夫?』
ダルい相手と会う自分も自分だが『大丈夫だよ』なんて返してる時点でどうかしてる。
悠希に出逢う前のだらしないダメなあたしに戻ってる…
何も知らない真也は仕事の現場が近かったのか、20分もかからずに家の前へ迎えに来た。
「仕事帰りすぐに来たんだ」
「あ~そうなんだ」
車に乗り運転席に視線を向けると、いかにも職人って感じの仕事着を真也は着ていた。
元旦那の智也と一緒の仕事着。
興味がないのに警戒心が働きじっくりなめ回し気味に見ていると、あきらかな外仕事系の真也は悠希と全然タイプが違う。
しゃべり口調が鼻につくし、見た目が喧嘩っ早そう。
とにかく目が鋭い。
どうあがいてもこの男ムリ。
「あのさ、えっと…」
「何?」
「あ~っと、どこ行く?」
真也は緊張してるのか本当にしゃべりがヘタだ。
まず第一印象悪すぎるし、会話すら成立しない。
挙げ句の果て、あたしの恥ずかしい姿を見てバカにした態度で笑った男。
全てが最悪だ…
仕事が終わりメールチェックをしたら、真也のメールが入っていた。
『これからすぐ向かうけど大丈夫?』
ダルい相手と会う自分も自分だが『大丈夫だよ』なんて返してる時点でどうかしてる。
悠希に出逢う前のだらしないダメなあたしに戻ってる…
何も知らない真也は仕事の現場が近かったのか、20分もかからずに家の前へ迎えに来た。
「仕事帰りすぐに来たんだ」
「あ~そうなんだ」
車に乗り運転席に視線を向けると、いかにも職人って感じの仕事着を真也は着ていた。
元旦那の智也と一緒の仕事着。
興味がないのに警戒心が働きじっくりなめ回し気味に見ていると、あきらかな外仕事系の真也は悠希と全然タイプが違う。
しゃべり口調が鼻につくし、見た目が喧嘩っ早そう。
とにかく目が鋭い。
どうあがいてもこの男ムリ。
「あのさ、えっと…」
「何?」
「あ~っと、どこ行く?」
真也は緊張してるのか本当にしゃべりがヘタだ。



