「それとね、夕陽。これから由莉葉ちゃんの代わりに私が泊まって夕陽を支えるね。」

「えっ?!」

「よろしく、夕陽。」

よろしく.....って。由莉葉....そこまで。
ありがとう。由莉葉。

「紗奈....こちら....こそっ」

嬉しくて、嬉しくてどうにかなりそうだった。
病状は....悪化しているのに....。
紗奈に迷惑をかけることはわかりきっているのに。