母「もう、子供達に食べさせるものが無いの…」

伯母「じゃあカップラーメンを子供達に食べさせなさい」

母「カップラーメンを買うお金も無いの…」

伯母「それは夫に相談しなさい」

母(ひど!これが伯母の言う事かよ!そしてこの人にとっては、カップラーメンが最低ラインなんだなぁ…)

この日の夕食は、あたしたちはすいとんを食べた。

そして母は、この時は伯母に、なぜこんなことを言われたかわからなかったが、今ならわかると言う。

あたしたちは、父と母の子供で、父と母に育てられているのだ。だから父と相談しなくては意味が無い、伯母はそう言っていたのだ。

なぜこんなにも極貧生活を送っていたかと言えば、父がパチンコに、狂ってしまったからである。