真の話は優希の事だ。

優希は俺に相手をされなくなったと
言っていた矢先
ある客が優希に付いたと言う

優希はすぐにめろめろになり
店以外にも会っている
そして……どうも、今回の事件の話や俺の事を伝えていたようだと。


『その男って……もしかして金髪?』


「え?…あっ、そうですね。金髪よりちょっとヌケてる色ですが、ハタから見たら金髪に見えますね」


『そいつ、店にくるのか?』


「いや、それが…優希が……」

優希が情報を仕入れてるみたいで、それを外で男に伝えてるようだと真は言う



沙希がダメなら優希に近づいたか……


「優希、呼びましょうか?」


『あぁ……それから、誰も部屋に入れないでくれ』


どうやって優希から聴きだすか……
沙希との約束は守ってやりてぇ……


「隼斗さん、いらっしゃい」


いつものように甘い声で俺の横に座る優希……やっぱり…目が違う……


『元気にしてたか?』


「うん、あっ、けど隼斗さんが構ってくれなかったから、寂しかったなぁ…」


『すまんな……なら、今かまうか?』


「えっ……けど、ここお店だし……」


少し赤らんだ頬と潤んだ瞳
あー、優希はこれでコロコロ変わるのか。

軽い女だな……
俺は優希の髪を耳にかけ、キスをした


「んっっ、隼斗さん……」


片方の手で優希の頬、首筋……鎖骨を滑らせ服の中に手を入れ胸を揉んだ


「あっ…んっ、は、はや…と。さん」


『優希の声……好きだな』

優希は感じやすいから耳元で囁く。