★ 「はぁぁぁ。....俺マジで何やってんの...,,,。」 夕日がにじむ帰り際。 俺は数学教室である兄のもとを訪れていた。 「ああ?何が。」 兄貴が怪訝そうな顔でこちらを見る。 兄貴は半年前結婚して、新婚生活を満喫している。 .....正直、羨ましい。 対して俺は何をやっとるのやら。 長年の片思いについに限界が訪れ、俺は幼なじみの佳子に告白した。 のだが。