青空日記

「じゃあ、どうして?どうして私は教えてもらえないの?っ、病気がちだから?」

最後の言葉は言ってはいけないと思った。口にした瞬間に父の顔が青ざめるのがわかった。

「…、違う。」


やっと絞り出したような父の声を聞いた私は、どうしようもなく悲しくなった。