ぐいっと掴まれた顎。
強引に後ろを向かされて、唇同士が合わさった。
「ん、ぁ……っ……。」
絡まる舌が、わたしの脳内をショートさせる。
最早当たり前のようになっている、三木くんとのキスは
わたしにとって、麻薬のようだった。
「せんせ、目とろんとしてる。そんなに気持ちいい?」
耳元で囁かれ、体がぴくんと跳ねる。
「可愛い、せんせい。……オレが全部、食べちゃいたい。跡形も無いよう食べ尽くして、誰にも見せたくない。」
『全部食べて。』
思わずそう言ってしまいそうになった。
言ってはいけない。
わたしは先生で、三木くんは生徒。
それに三木くんは……わたしなんかのこと……。


