……あぁ、もう。
本当、救いようのないぐらいバカ。
なのに、学年トップだなんて。
頭がいいのか、バカなのか
「三木くん……っ。」
分からない。
「…………季緒。」
わたしを抱き締めたまま、三木くんはわたしの後ろで呆然としていた東先生に声を掛ける。
「オレ、言わなかったっけ。〝別れよう〟って。」
……え?
「っ……。」
「言ったよね、日曜日。」
日曜日って、わたしが公園で2人を見かけた日……。
もしかして、あのあと……?
「それと……。」
「藍を傷つけたら、許さないって。」
「言ったよね、オレ。」


