【完】魅惑な藍の海の恋心色。






思い違いであってほしい。


2人の間には、そんな感情は1ミリもなくて。

ただ連絡を取り合う、普通の〝友だち〟で……。



……そうであれば、よかったのに。



「っ……!!」



無我夢中で走り続けた。

居場所も知らない三木くんを、探し続けた。


彼は、公園にいた。


東先生と、一緒に。



「ぁ……。」



声が出ない。

止めなきゃダメなのに、体も動かない。



「海人、アタシ海人が好きよ。」



そう言って唇を重ねる2人を、見ることしかできない。



足が震えた。


ジッと2人を見てると、東先生と目が合う。


三木くんはわたしに背を向けてる状態だから、わたしには気付かない。