三木くんが好きで、好きすぎて。
三木くんの甘い言葉は、どんどんわたしを縛りつけていく。
これは三木くんの罠。
分かってても、抜け出せない罠。
罠に引っ掛かったわたしを、
三木くんは肉食獣のように喰らい尽くす。
「っ……せんせ……。」
見上げた、わたしの顔を見て
三木くんは珍しく、その頬を赤く染めた。
「お願い……そんな目で見ないで。……我慢、できなくなるから……。」
言葉の意味が分かってしまって、わたしも顔を熱くする。
少しだけ、三木くんとのその先を想像しちゃって。
それも、いいのかもしれない。
立場を忘れて、そう思ってしまった自分に、自己嫌悪した。


