【完】魅惑な藍の海の恋心色。






三木くんが好きで、好きすぎて。


三木くんの甘い言葉は、どんどんわたしを縛りつけていく。



これは三木くんの罠。


分かってても、抜け出せない罠。



罠に引っ掛かったわたしを、

三木くんは肉食獣のように喰らい尽くす。



「っ……せんせ……。」



見上げた、わたしの顔を見て

三木くんは珍しく、その頬を赤く染めた。



「お願い……そんな目で見ないで。……我慢、できなくなるから……。」



言葉の意味が分かってしまって、わたしも顔を熱くする。



少しだけ、三木くんとのその先を想像しちゃって。


それも、いいのかもしれない。



立場を忘れて、そう思ってしまった自分に、自己嫌悪した。