【完】魅惑な藍の海の恋心色。






「なぁーっ、みせろってー。」



さっきよりも近くに聞こえる声。


思わずギュッと、目の前の体に抱き着く。



すると、三木くんの腕がよりいっそう、

わたしを優しく抱きしめてくれた。



それだけで不思議と、心が安心する。


今まで不安になってた気持ちが、フッと和らいだ。



「……大丈夫だから。」



そう声が聞こえたかと思うと



「ダーメ。これ、オレのだから。他の奴になんて、見せられねえわ。」



甘い甘い、三木くんの言葉が耳にこだました。



「えー、なになに。そんなにいい女なわけ?」


「ん、そ。」


「そんなこと言われたら、余計見たくなんだけど!」



「だからダメだって。オレはコイツ以外に興味無いし、コイツもオレに夢中だから。」