走ってみると、私は共通男女24人いた中で、19番目という最悪な結果に終わった。 最悪だった。 自分の実力の最悪さを突きつけられた。 監督は、三年生五人と二年生二人と一年生二人に目を輝かせながら熱い視線を送っていた。 そのなかに、私は入っていなかった。 悔しかった。 突きつけられた気がした。 監督が求めているのは、“後々伸びる選手”ではなくて“才能のある選手”だということに。 悔しかった。 ただ、その思いが強く胸に焼き付けられた。