暇、暇、暇、暇!!!!!
あ〜、すごい暇〜。

とりあえず、明りいないから…外に行こうかな!何もすることないからもう外に行くしか…ハハ

『どこ行こう〜かな?』
ま、とりあえず歩こうか!

周り誰もいないな〜
休みなのに、
『お、誰かわからないけど誰か前にいるわ』

なに、どうしたの、うずくまってるし、助けた方がいいのかな?
やっぱ、助けた方がいいよね…?

『…あの、大丈夫ですか?』

「…………」

え、無視なの?!私勇気だして話しかけたのに
もう、スルーした方がいいの?
どうなんだ…
どうすればいいの!
まぁ、もう一度話しかけとけばいっか

『あの、大丈夫だったんなら私行きますけど…』

…。
うん、返事無し
と思い去ろうとしたら

「…ありがとう。」

あら。喋った。

『大丈夫ならいいんです。
あと、さっきからソワソワしてるんですけど何か急いだりしているんですか?』

さっきからこの人ソワソワしすぎ。
初めて会った私でもわかるよ
なんでソワソワしてるんだろ?

「LIVEあんだけど、足思いっきし捻ってたてない状態」

見てわかんない?と言わないばかりの顔
顔いけてるのにむかつくな〜

『そうなんですか、お大事に。』

そういって立ち去ろうとした私を彼は
「ちょっと待て、名前なんて言うんだ?」

うわ〜
なんなんだよ〜
名前聞かれたし
言いたくないな
まず、あったばかりの人に名前はおしてはならない!これは母からの約束。

『知らない人に名前は教えられません』

よっしゃ
私の勝ち これで相手は 「ふ〜ん まぁ、ありがとう 」とでもいって去るだろう!!!ハハハハハハハ!!
と笑ってたら

「俺の名前は 安井 太輔 」

なんで名前なのるんすかァァァァァァァァァ!
それでも私は名乗らないよ!!
名乗りたくないし!!
てか、本当この人だれ!

『お名前教えてくれてありがとう では
「お前の名前は?」

なんで、か!ぶ!せ!る!の!

『いいません』

はい、私の勝ち

「…本当に教えてくれないの?」
な、なんなの!
こんな可愛い顔されて言われたら…

『藤ヶ谷 りん です…』

「やっと教えてくれた」

うーん、この人いい人なのかよくわからないけど、とりあえず名前だけだからこれでいっか。それにやっとって一・二回くらしいしか聞かれてないけど!

『では、これで私は…』