このメールの内容が嬉しかった。 【いいよ。じゃぁ、あたしは飛騨クンのこと飛騨クンでいい?】 【涼介でいいよ。】 (えぇ~!ウソでしょ?) あたしは携帯の画面を何度も見直した。 確かに涼介でいいって書いてある。 【ほんとにいいの?】 【むしろ、涼介のほうがいいんだけど。飛騨クンとか暑苦しいし。】 【分かった。ここからは涼介で。】 【じゃぁ、また明日な。空羅。】 【うん。バイバイ。】 あたしは涼介の存在を知った時はまさかこんなに仲良くなるとは思ってもみなかった。