あたし。
天使 寧音。
はっきりいうとかなりの美人。
性格はかなり最悪。
ぶっちゃけこんな友達ならほしくないと
自分でも思う。

そんなあたしの恋した相手は、王子様。
今でも信じられないけれど実際に
あたしは恋している。らしい。

「寧音?今日は王子くんに会えた?」

「見かけたよ。でも話さなかった。」

王子くんはあだ名で本名は日向 燐。
学校で知らない人はいないってくらいの
イケメン様ですごく、優しいらしい。

あたしもかなりモテるけど王子くんには
かなわない。

「告っちゃえばいいのに。」

そんな簡単なことじゃない。
あたしは王子くんと仲はいいけど
幼なじみとかそんな感じではない。

「告白する勇気があれば今頃は付き合ってるよ」

あたしと話してる友達はたぶん鈍感。
どんなに毒を吐かれたって気にしない。
三神 萌々。