最後の恋~初めての時間~





数日後__





「おい!お前それとって!」



「は?私は叶多のパシリじゃないよ!」




「黙ってとれ!」




「っっ!ひどい!」





叶多の仲良くなった私は大翔と同様ケンカ友達になっていた。




二人とも最初は爽やかなフリしといて、打ち解けるとこんな感じになるとか、猫被ってたのか。





騙された…苦笑





でも、もう口喧嘩も慣れてきちゃったな。





そんなことを考えていると。





「おーい!碧!」




大翔が廊下から呼んでいた。




ちなみに大翔とは同じクラス。





「なに?」





「なんかさ、叶多が美化係会で貰ったプリント見せてほしいって。」





は?この前も無くしたから見せろとか言ってたじゃん。





もはや、私への嫌がらせ??





「ん、了解。これ叶多に渡しといて。」




私は今度ある美化係独自の取り組みの紙を大翔に託した。





あ-ぁ、ちゃんと返してくれるかな。





この前あいつそのまま、自分の物のように持って帰ったもんなぁ。





まぁ、いっか、